導入事例

WORKS

国分寺で70年。家族から組織へと変化する中で課題と向き合う

清水開発株式会社

※導入したサービス:組織コンサルティング

プロジェクトの成果

実行施策

組織コンサルティング(約6ヶ月間)で行ったこと

【1~2ヶ月目】
 経営陣への個別コーチング
 経営陣のビジョン作成(ミッション・ビジョン・バリューの明確化)
 ↓
【3~4ヶ月目】
 OKR(戦略作成/目標達成の仕組みづくり)
 ↓
【5~6ヶ月目】
「ストレングス・ファインダー®」の浸透(社員の相互理解)


 経営陣のビジョン作成(ミッション・ビジョン・バリューの明確化)
 ↓
【3~4ヶ月目】
 OKR(戦略作成/目標達成の仕組みづくり)
 ↓
【5~6ヶ月目】
「ストレングス・ファインダー®」の浸透(社員の相互理解)

プロジェクト後 インタビュー

インタビューのまとめ

話し手

左:取締役 清水晶子氏
右:代表取締役 中村 早苗氏
聞き手
今回、相談、トレーニングの依頼をしようと思った、きっかけは何でしたか?
清水氏
はい、今までは紀藤さんとは、数年前、とある勉強会でお知り合いになりました。
飲食を共にするうちに、また紀藤さんのメルマガを読むうちに、紀藤さんの真面目さ、誠実さ、努力する力などに信頼を深めていきました。
その中で、清水開発で何かしら足りないものを補ってもらうとともに、紀藤さんとコラボレーションできないかなと思い、お声掛けをさせていただきました。

「会社を100年続けるための教科書づくり」をお願いしたいと思いました

聞き手
どのようなことを期待して依頼されたのですか?
清水氏
今まで感覚でやっていたのが、少しずつ組織が大きくなってきました。
「清水家」から、「清水開発」になるためには、必ず理念みたいなものを、形にして共有する事が大事だと思いました。
社員も巻き込んだ芯となるようなものを作りたい、感覚を体系にしたい、教科書みたいなものを作っていきたいと思っていました。
そのような「100年続けるための教科書づくりの手伝い」をできれば、と思いお声掛けをいたしました。
聞き手
依頼をしようと決め手になったことは何でしょうか?
中村氏
信頼とソフトさ、親しみやすさ。社員との親和性です。
また紀藤さんの役に立ってくれるという思い、役に立ちたいという想いが感じられること、安心感に伝わってきたところ。受け入れていただけたことです。

家族経営だから強い感情がでてしまう。言いすぎてしまったり…。信頼する身内だからこそ、ありますよね。
清水氏
緩やかに糸をほぐすようなもの、家族ならではの潤滑油になっていただけること、身内でやっていて良くも悪くも硬直化するところに、柔軟剤、緩衝材、風通しを良くすることで、会社全体を働きやすくなる効果が期待できて、お願いしようと思いました。

ビジョンを明確にすることで、車の軸のようにぶれないものができた感覚がします

聞き手
組織コンサルティングでは、「ビジョン作成」のプロセスを行いました。このプロセスを通じて、どのようなものを得られましたか?
中村氏
自分たちの考えをアウトプットするのに役立ちました。
また、ポストイットで出していく手法は、他の色んな仕事でも使えています。

また、晶子さん(取締役/姉)、玉江さん(会長/母)が、実はこんな事考えているんだ、という思考がわかって、面白かったです。アイデアが繋がっていくイメージが持てました。
清水氏
ビジョンを明確にすることで、車の軸のようにぶれないものが、できた感覚があります。
長い伝統と動かしてはいけないもの。一つの哲学、あり方というもの。法人が何のために生き続けるのか、何のために生きていくのか?いつでもそこに戻っていくことができるもの、いかに冒険しようとも戻ってくることができるものが大事だと思います。幹がしっかりすること、根っこが大事です。
それらのものが、言語化することで明確になりました。

「ストレングス・ファインダー®」を通じて、「他者に対する見方」が変わりました

中村氏
今回の「組織コンサルティング」のプロセスで一番得られた物が多かったのは、「ストレングス・ファインダー®」のワークでした。

効果を一番感じましたし、特に社員の皆の役に立っていると感じます。それに、楽しく、そして充実したセミナーでした。
聞き手
具体的にどのような変化を感じていますか?
中村氏
自分の資質、特性を数値化するとか意識することは、今までありませんでした。
ただ何が強みか、何が得意かわかったことは、どんな仕事をしていくにせよ、助けになることです。
そうすると、「他者に対する見方」が変わります。
例えば、ある社員が『ポジティブ』の資質を持っていて、そのことに対して本人も周りも知っていると、周りの人達がそこに対する、目が変わってくるんですね。
緩やかに、でもそういう人だからね、と相手を認めていこうとするようになりました。
また、社員から役員の強みも聞かれて、人間関係を構築するのに、小さい会社だけど役に立っています。

社員同士のコミュニケーションと学びの姿勢に変化。人事や仕事の任せ方も変わりました。

聞き手
今回のプロジェクトを通じて、気づいたこと、学んだこと、成果を得たことなどはどのようなことでしょうか?
中村氏
コミュニケーションと学びの姿勢にも変化がありました。また、社員同士のコミュニケーション、仕事の進め方にも影響があったと感じます。

紀藤先生のコーチングが浸透していったし、社員からもまたやりたいと言われています。こういう声は、これまで社員から積極的に聞くことはありませんでした。「学びの芽」がでてきたと感じます。

今では、社員の皆が、自主的に自分の強みをロッカーに貼っています。毎朝見て、お互いの強みを理解しあえるようになっています。

また私は、「学習欲」が低めなので、意識して本を読むようになった。意識してやろうと思った。弱みを補う、という意味ですね。
人事や仕事の任せ方も変わりました。
会社なので、今の状況で、仕事も変えていく必要がある。その中で経営者側としても「この人はこういう強みだから、この仕事を任せようかな」など、アプローチが変わってきました。

飲み会の中でも、私は◯◯だから、と意識を持って聞いている。良いところ苦手なところがわかっている、良いことだと思います。

指導しているというよりも、一緒に考える、共有してもらっているという感覚。並走してくれている感じですね。

清水氏
カレッジの良さは、紀藤さん自身が自分をさらけ出していることだと思います。勇気がないとさらけ出せない。そこの中に見えることは人間性。大事なことは紀藤さん自身がよりよくなっていきたいという強い思いがある。

ダメな自分、弱い自分を持った上で、成長していきたいと思っていると感じます。成長したいという気持ちは、たぶんすべての人が持っているもの。好き嫌いが分かれるとは思いますが。

多くは求めず、自分のことに集中している、好きなコトにまっすぐに向かっていることをメルマガを通して見ています。

中村氏
そうですね、カレッジさん(紀藤さん)の強みは、人に好感を与えられるところが多くの強みだと思います。たくさん認めてくれ、引き出すことがうまいと感じます。先生からの質問、人柄に大きくマッチしているかな、と思います。

指導しているというよりも、一緒に考える、共有してもらっているという感覚があります。並走してくれている感じですね。出来なかったところも認めつつ、前に向かっていことうとするところが良さかな、と思います。

企業情報

清水開発株式会社

創業1950年
社員数9名(スタッフ含16名)
代表中村 早苗
業務内容不動産賃貸管理、仲介、売買

清水開発株式会社コーポレートサイト